2011年11月15日火曜日

11月13日 サムス准将杯争奪戦

医学科1年の児玉啓輔です。
先日、馬事公苑においてサムス准将杯争奪戦が開催され、慈恵は惜しくも3位入賞となりました。

私は予選、ならびに3位決定戦に出場させていただきました。今回の試合は私にとって新人戦の決勝トーナメント以来の2回目の障碍の試合となったわけですが、新人戦の時に比べ、圧倒的に障碍の高さが高いことと、コースが難しいのでさすがに緊張しました。
予選の準備運動馬場では、馬を全くコントロールできず、人と接触してしまったり、落馬したり... その様子を見ていただいていた先輩やOB・OGの方々には、ご心配をおかけしてすみませんでした。しかし落馬した直後、今村先生に一喝され、落ち着き、試合では前段の相手が2障碍落下で減点8だったのに対し、1反抗とタイム減点で減点5に抑えることができました。
そして、5年の泉さんの特別の計らいで出場させていただけた3位決定戦では、予選でもそうでしたが、いい馬に乗せていただけたこともあり、なんとか減点0で帰ってくることができました。

大会に出場したからには優勝したかったので、3位入賞というのは少し残念です。しかしながら、勝敗は関係なく、私にとってこの大会はとても思い出深いものになりました。ついこの前、勧誘を受けて入部して、高い障碍をバンバン飛越される先輩方のようになりたいなぁという一心で、自分の時間のほとんどすべてを馬術に費やしてきましたが、まさか自分が泉さんや大野さんや雨宮さんと一緒に同じ舞台に立ち、戦える日が来るとは思ってもみなかったからです。中澤さんとも初めて一緒に出ることができ、嬉しかったです。夏の間、ずっと練習につきあって下さった今村先生や先輩方、そして馬たち、そしてそういった練習を可能にして下さっているOB・OGの皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
そして、3戦中2回しか出場してないのにも関わらず、ちゃっかりと優秀選手賞をいただいてしまいすいません。

今回の大会には多くのOB・OGの皆様が応援に駆けつけてくださいました。やはり、大勢のOB・OGの皆様からの激励や声援は私たち選手に程よい緊張感を与えて下さり、より良い結果が残せる気が致しました。応援にいらしてくだされるような結果を残せるよう、これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します。