2011年8月14日日曜日

東医体について by雨宮

医学科4年の雨宮えりかです。
 
 
以下大変長い文章ですので、覚悟のほどお願い致します。
申し訳ありません。

  
今回の東医体で私は障碍飛越競技の個人戦と団体戦に出場させて頂きました。
 
個人戦では、予選リーグにおいて第3障碍できられてしまい、そのまま落馬失権。
今村教官や先輩方に注意して頂いていたことを何もできないまま終わってしまいました。
「なんてことをしてしまったのだろう。。。」と落ち込んでいると。。。
 
奇跡が起こりました!。
 
なんと同一馬匹に騎上した他の選手が皆、第3障碍で3反抗失権!。
落馬した私が一番減点が少なく、予選リーグ1位通過で決勝トーナメント進出
となりました。
我ながら強運の持ち主だと思いました。
 
決勝トーナメントの最初の対戦では、首が全く下がらない、不思議な飛び方をする
満点馬で気持ち良く走行し、対戦相手にタイムで勝ち、準決勝に進出しました。
 
準決勝では重たい馬に乗りました。
第5障碍を飛越する際に脚が足りなく、自分が先飛びしてしまったため、着地の際に
バランスを崩し、再び落馬。。。しませんでした!。
落馬寸前でしたが、意地で体勢を戻し、最後まで走行することができました。
対戦相手は何事もなく減点0で完走したため、負けてしまいましたが、
第5障碍を除いては「最高でした!」と今村教官よりお褒めの言葉を頂戴しました。
 
次に3位決定戦が行われました。
後段希望だった私はくじ悪く、前段となってしまいました。
準決勝で後段に騎乗し、全エネルギーを消費した後、3位決定戦との間に休む時間が
ないまま、脚に全く力が入らないへろへろの状態での騎乗。
さらに騎乗した馬が私のレベルではどうにも抑えられない馬でして。。。
準備運動馬場、試合、最終障碍飛越後。。。全てにおいて走られました。
生きて還ってくるのに必死でした。
私の対戦相手は昭和大学の1年生でしたが、経験者で技術が素晴らしいだけでなく、
図体も大きく、安定の満点走行でした。
 
このように障碍の個人戦は落馬というドン底から始まりましたが、結果4位となりました。

 
 
団体戦では私は満点馬に乗せて頂き、無事満点で帰って参りました。
しかし対戦相手の昭和大学6年生が攻めていたため、タイムで惨敗してしまいました。
7日(日)に南雲先生に「満点馬に乗ったら1反抗されるくらい攻めないと!」と
ご忠告頂いていたにも関わらず、攻められなかった自分が恥ずかしいです。
深く反省致しております。
 
 
今回の東医体では最高の結果を収められず、申し訳ありませんでした。

 
 
私個人としましては、今年の5月までなかなか試合出場のチャンスに恵まれず、
対応馬での障碍の試合は2年生の時の新人戦、3年生の時の歯学体以来でした。
なので今回の東医体ではたくさんの貴重な経験を積ませて頂くことができました。
 
今の私は運と気合いしか持っていません。
これからはもっともっと技術を身につけ、確実に勝てる選手になりたいと思います。
東医体での経験を必ず次に繋げます。
 
 
また、今回の東医体を通して、
OBOGの皆様、
今村教官、
スカイパークの会員でいらっしゃる佐藤由香利様、
先輩方、
同学、
後輩のみんな、
家族、
本当にたくさんの方々に私は支えて頂いているということを改めて痛感致しました。
皆様に心より厚く御礼申し上げます。
 
 
今回の東医体をもちまして私は2年間務めた会計を退きます。
(実質8月いっぱいは私が対応させて頂きます。)
今後は医学科3年の田中美緒が会計を引き継ぎますので、どうか変わらぬ
ご支援ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
 
 
長い長い文章にお付き合い下さり、ありがとうございました。
今後とも精進して参りたく存じますので、どうぞ宜しくお願い致します。
 
 
医学科4年 会計だった 雨宮えりか 
 



東医体

医学科4年の大野です。8月12日(金)、13日(土)に世田谷馬事公苑にて第54回東日本医科学生総合体育大会(以下、東医体)が行われました。この東医体は自分が主将として臨める最後に試合であり、主将となってから結果を出せずにいた自分にとっては何としてでも勝ちたい試合でありました。



一日目は、午前に馬場の団体戦、午後に障碍の個人戦が行われました。馬場の団体戦には大野(医4)、丸本(医4)が出場しました。両者ともに同馬匹内で2位となり、慶應義塾大学と接戦ではありましたが、団体2位を勝ち取ることが出来ました。



この日の午後に行われた障碍の個人戦には大野(医4)、雨宮(医4)が出場しました。自分は同馬匹内での出番が一番手であった為、満点での走行ではあったものの攻める姿勢が足りず、自分より後に騎乗した選手にタイム差で敗れ、予選敗退となりました。一方、雨宮は自分とは対照的でどの選手も失権するような難馬に騎乗し、落馬もありましたが見事に勝ち上がりました。決勝リーグにおいても、他校の自分より経験のある選手に負けない気迫のある騎乗をし、4位につけました。


一日目が終了した時点で全体で3位であり、十分に優勝を狙える位置にいました。一日目の夜にはレセプションが行われ、一年生の出し物のおかげで慈恵馬術部はどの大学にも負けないくらい盛り上がっており、この雰囲気で明日の試合に臨めば必ず優勝出来ると感じました。


試合二日目、この日は午前に障碍の団体戦が行われました。障碍の団体戦の結果が優勝を左右するという状況で、慈恵からは泉(医5)、大野(医4)、雨宮(医4)が出場し、初戦の相手は暫定1位の昭和大学でした。泉先輩は相手にタイムで数秒上回り、雨宮は6年生相手にタイムで負けており、トータルでは慈恵が若干不利である中、両大学は最後の選手を迎えました。先に走行した昭和大学の選手は、ひとつの落下と、タイム減点があったものの、1年生ながら見事な走行を見せました。そして、自分が慈恵最後の選手として騎乗し、試合に臨みました。しかし、結果は、無残にも2番障碍後に落馬により失権となりました。慈恵馬術部の優勝が消えた瞬間でありました。その後、昭和大学は障碍の団体で2位となり、総合成績で昭和大学が優勝、慶應義塾大学が2位、信州大学が3位となりました。


東医体での優勝は、1年生の時に優勝してから自分の悲願でありました。にも関わらず、主将である自分自らの手でその優勝を逃してしまったことが、悔んでも悔やみきれずにいます。この思いはきっと東医体の優勝でしか晴らせないと思います。結果は結果として真摯に受け止め、これからも練習に励みたいと思います。


この一年間、主将を務めさせて頂くにあたり、ご支援して下さったOBOGの皆様、ご指導して頂いた今村教官、スカイパークの佐藤さん、啓君、引退されたにも関わらず部を支え続けて下さった5,6年生の先輩方、一緒に幹部をしてくれた3,4年生、日頃から仕事を積極的にやってくれた1,2年生、そして何よりも、僕らを乗せて必死に走ってくれた馬たちに心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。

大野浩次郎

2011年8月11日木曜日

南雲先生が馬場にいらっしゃいました。

4年の大野です。


東医体前、最後の日曜日である8月7日(日)に南雲吉則先生(昭和56年卒)が馬場にお越しになり、選手の練習をご覧になりました。


この日は、スカイパークの馬である甲斐号、慈恵の自馬である愛宕Ⅱ号、秋本先生(昭和58年卒)の自馬であるシュークリーム号、そして南雲先生と三浦先生(昭和57年卒)の自馬である赤兎馬号の4頭で練習を行いました。自分は赤兎馬号に騎乗させて頂いたのですが、駈歩では上手く馬をまとめられず、南雲先生にも直々にご指摘頂きました。。。次に先生がお越しになるまでに、もっと上達したいと思います。また機会がありましたら、是非お越し下さい。


酷暑の中、長時間にわたり練習にお付き合い下さり、誠にありがとうございました。東医体では、練習の成果を発揮し、部員一丸となって優勝を目指したいと思います!

医学科4年 大野

2011年8月3日水曜日

神奈川ホースショー(7/9,10)、ならびに歯学体(7/27-31)

医学科二年の栗山千秋です。

まずは、御報告が遅れておりました神奈川ホースショーについてです。
自分は今回が初めての試合で、駈足部斑にシュークリームで出させていただきました。
試合中は静かで、落ち着いて馬に乗ることができましたが、結果は残念ながら中川に次ぐ2位で、大変悔しい思いをしました。
試合後に、姿勢はいつもよりも起こせていたが拳がごちゃごちゃしていたというアドバイスをいただきました。
普段の練習時から扶助が荒いと注意されていたことを生かせずこのような成績になってしまい大変反省しています。
試合で出来ていなかったことを重点的に練習していきたいと思います。
試合出場のために多大なる支援をしてくださった南雲先生、試合に出させていただいたことに大変感謝しております。
シュークリームに乗せていただき、朝早くから試合にお越しいただいた秋本先生、手厚いご支援、温かい御心遣いありがとうございます。
次の試合はより上手に馬に乗れるよう努力したいと思います。

昭和大学で行われた歯学体についてです。
7/30,31にそれぞれ駈足部斑、ジムカーナの試合に出させていただきました。結果はジムカーナで1位を取ることが出来たものの、部斑ではまたしても2位になってしまいましたことを大変申し訳なく思っています。
ジムカーナは準備運動のときから拍車を入れすぎてシュークリームを困らせたり、卍で駈足のまま強引に回してしまうなど、早く回ったとはいえ反省すべき点が多々見つかりました。
このような雑な扶助の中でもきちんとコースを回ってくれたとっても賢いシュークリームには感謝しきれないほどです。
次に部斑ですが、まず、凍えるような寒さの土砂降りの中でいやな顔をせずに動いてくれたシュークリームにとても感謝しています。
さて、内容のほうですが、今回は拳はあまり動かさないように気を付けましたが、いつも何度も何度も注意されている-注意されたら恥である-姿勢の悪さや、輪乗りできちんと円を描けなかったなどのために、班内では信州に負けて2位、総合では同じく信州の二人に負けて3位という結果に終わりました。悪天候の中手伝っていただいた上級生の方々や一年生に顔向けできないような結果となりました。少し前の大会での決意はなんだったのかといわれても仕方がないような結果です。これからは練習の一鞍一鞍を大切にするだけではなく、馬から降りた後もビデオを見たり、先生の騎乗を積極的に見たり、練習を思い返すなどして馬術の向上によりいっそう励んで行きたいと思います。
お忙しい中富士吉田まで試合を見に来てくださった秋本先生、いつも試合を見守っていただきありがとうございます。
今回も自馬戦で出場できるのはOB・OGの皆様の絶え間ないご支援の賜物だと感じております。後に控えている新人戦では石川先輩以来の優勝を狙っていきます。これからもどうか応援よろしくお願いいたします。

2011年8月2日火曜日

7月27~31日、歯学体(昭和大学富士吉田馬場)

医学科3年田中美緒です。

7月30日、31日に昭和大学富士吉田馬場で歯学体が行われました。
今回は自馬、愛宕Ⅱ号とシュークリーム号、また昭和大学のOGである芹沢友里さんがスカイパークに預けていらっしゃる愛光号(昭光号)の3頭の馬運もあったため27日から4泊5日の遠征となりました。
最早合宿ともいえるハードなスケジュールで辛いこともありましたが、28日、29日は昭和大学の馬場で練習させて頂いたり、レセプションでは他大学との交流もあったりと思い出に残る5日間でした。

さて、私は今回、シュークリーム号でクロスバー競技に出場させて頂きました。障碍の練習は以前からさせて頂いておりましたが、コースを走行するのは初めてで楽しみであった反面、不安も抱えて試合に臨みました。
本番では誠に不甲斐ないことですが落馬してしまい失権となりました。
練習では調子は悪くなく、本番も落馬する前までは良いペースで跳べており、誘導もできていたのですが、きつい回転に入る前の障碍を跳んだ後に私が手綱を変に操作してしまったのと、上体を起こせておらず重心が外に向かってしまったため、落馬してしまいました。
普段から今村教官や先輩からこれらのことは指摘を受けており、以前にも練習で同じように落ちた事があり自分でも分かっていたことだったので、折角の貴重な機会をこのような結果で終わらせてしまい、非常に悔しい思いで一杯です。
自馬であり普段から乗っている素晴らしい馬で出場させて頂きながら結果を残せず、また頑張って障碍を跳んでくれたシュークリーム号にも報いることができず申し訳なく思っております。
そして遠く富士吉田まで足をお運びくださった秋本先生、シュークリーム号に乗せて頂いたのにも拘らず酷い結果となってしまい申し訳ございませんでした。そして心より感謝しております。

全体を走行することはできませんでしたが、初めてコースを走行することができて確かに楽しいという気持ちもあり、そしてこんなにも悔しい思いをし、敗因も明確であり、大変勉強になる試合となりました。
また、今回の歯学体では2年が大活躍しており、そんな後輩達の姿を見て感動すると同時に、自分も結果を残さねばならない、とまた練習に対するモチベーションが上がりました。
(2年生、ありがとうそしておめでとう!でも負けてられません。負けません。私も頑張ります。)

最後に、OB・OGの皆様、日頃のご支援頂き心から感謝申し上げます。今回自馬戦という貴重なチャンスを与えて頂いたにも拘らず不甲斐ない結果となってしまい本当に申し訳ございません。
次回試合に出させて頂く際は今回の反省を生かして良い結果をご報告できますよう、練習に励んで参りますので何卒宜しくお願い致します。

医学科3年 田中美緒