2014年1月2日木曜日

新年明けましておめでとうございます。
看護学科2年の藤川真梨です。
遅くなりましたが、先日行われました農工大戦についてご報告致します。初めに、寒い中お越しいただいた秋本先生と中村先生に心からお礼申し上げます。
個人的な話になってしまい恐縮ですが、今回私は駈歩部班にて初めて試合に出させて頂きました。
練習では今村教官をはじめ先輩や同級生に熱心に指導して頂き、拳の姿勢や手綱のテンションなど基本的な技術から見直すことができました。自分がやっている“つもり”でもできていないことがあまりにも多いことに改めて気付き、いくら頑張ってもそれが馬に伝わって行動に表れなければ意味がないという当たり前のことを実感しました。
自分なりに楽しもうと臨んだ試合でしたが、ガチガチに緊張して楽しむ余裕なんてありませんでした。ですが、本番では姿勢や経路だけは崩さないように意識して結果として3位入賞することができ、嬉しい気持ちでいっぱいです。一緒に頑張ってくれたのは中川先生の朝風号です。くせがなく素直なとてもいい子でした。中川先生、ありがとうございました。
今回試合に出させて頂いたことは、自分の意識を高めるという面でとても良い経験になりました。今まで私は試合において選手として活躍するよりもサポートにまわって支える方が性に合っていると感じており、むしろ試合は怖いと思っていました。ですが、駈歩部班に出るという明確な目標を持つことで、一回一回の練習を真剣に取り組み、上手くなることに対して自分史上最大かも知れないほど貪欲になれました。これは、私にとって大きな意識の変化となりました。このような貴重な経験をできたのも、呑み込みの悪い私に根気よく指導して下さった今村教官や先輩方、練習に付き合ってくれた馬たち、自分の練習時間を削ってサポートしてくれ、励ましてくれた同級生や後輩のおかげです。本当にありがとうございました。今後、この経験を後輩に良い形で伝えられたらと思います。
このような素晴らしい経験をする機会を頂けるのは、ご支援して下さっているOBOGの皆様のおかげです。昨年度は結果が振るわず、申し訳ありませんでした。日頃のご恩に報いるべく、試合に勝つために気持ちを新たに部員全員で全力で練習に励みたいと思います。今年を飛躍の年としたいです。今後とも慈恵馬術部をよろしくお願い致します。