2012年12月31日月曜日

農工大戦

医学科一年の板木です。
12月24日に行われました農工大戦についてご報告申し上げます。

私は小障害飛越競技に出場させていただきました。この競技は規定タイムとの差が小さい選手が勝つというルールでした。騎乗する馬は東京医科大学が所有するヨイチオー号だったため、東京医科大学の先輩に馬の特徴を尋ねました。その話では、障害前で馬が左右によれやすく、他の馬以上に回転で動かすことを意識しなければならないとのことでした。そのため試合では、回転で馬を動かし、障害前では拳は使いすぎずに安定させ、脚で馬をはさみ、よれを防ぐことを心がけました。想像していたよりも馬は扶助に素直で、減点0で走行を終えました。しかし、規定タイムとの差が大きく、相手選手に負けてしまいました。

今回の試合では、全学で活躍していると思われる選手も出場しており、その技術の高さと自分との差を肌で感じることができ、見学していてとても勉強になりました。これからしばらく試合はありません。しかしそのような時期だからこそ、普段の練習や試合を通して学んだことをもとに、自分の騎乗を基礎から見直して修正し、来シーズンにつなげていきたいと思いますので、今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

最後になりますが、寒い中応援に来てくださった秋本憲一先生に感謝申し上げます。

2012年12月14日金曜日

先週の練習報告

初めて投稿させていただきます、看護科1年の藤川真梨です。
12月8日(土)、12月9日(日)の練習について報告を致します。

ついに馬場が凍る季節になりました…!
両日とも晴天だったのですが、日曜日の朝、馬場へ足を踏み入れると何やら硬い感触…
馬場が凍るってこういうことなんだ!と驚きました。
そのため日曜日の午前は馬房掃除や馬の手入れをして過ごしながら、馬場が溶けるのを待っていました。

さて、土曜日は8名の部員が参加しました。
午前中は赤兎馬号・シュークリーム号・甲斐号で部班を、午後は赤兎馬号で主に速歩での調馬策をしました。私は赤兎馬号に騎乗させていただきましたが、馬を上手く動かすことが出来ませんでした。
主な原因は、膝で固めて乗っていること、肩が縮こまってしまい姿勢が崩れていることです。
先輩の指示で鐙上げをすると、膝の力が抜ける感覚が分かりました。
その感覚を速く体に覚えこませたいです。
また、調馬策なしでの駆歩にも挑戦させていただいたのですが、まったく出すことが出来ずとても悔しかったです。
これも脚が効いていなかったことが主な原因ですので、とにかく膝に力を入れず踵を踏み下げ、馬体に脚を密着させるよう意識したいです。


日曜日は10名の部員が参加しました。
練習は午後のみで、赤兎馬号・甲斐号で部班をしました。
私は甲斐号に騎乗させていただきました。
甲斐号は赤兎馬号とは反動やクセもだいぶ異なりますが、私個人として反省すべき点は前日の練習で感じたことと同じでした。
先輩から同じ注意ばかり受けないよう、しっかり精進していきたいです。
具体的には、膝・肩の力を抜くこと、鞍の前に座ること、踵を踏み下げることを意識したいと思います。

先週の練習報告は以上です。
これからが冬本番、まだまだ寒い日が続きますが、張り切って練習に励みます!
これからもどうぞよろしくお願い致します。

看護科1年 藤川 真梨


















2012年12月7日金曜日

先週の練習について

医学科1年の末永大希です。12/1(土)、2(日)の練習について投稿させていただきます。
先週は土曜日10名、日曜日7名の部員が参加しました。
二日とも晴天で、私は両日午前午後とも騎乗させていただきました。
土曜日は爽やかな朝、馬場に落ちた大量の枯葉を掃いた後、練習を開始しました。
午前、シュークリーム号は1鞍目に中沢先輩が騎乗されましたので、2鞍目に騎乗した私はシューがとても元気良く動くように感じました。ひたすら軽速歩をする中で先輩方に注意されたこととして、脚を引くこと(腹帯の少し後ろに脚をおく)、かかとを踏み下げること、上体を前傾させないこと、拳を下げ、むやみに動かさないこと、顎を引くことなど、改善すべき点が多くありました。注意されたことにしっかり意識を向け、今後の練習に励んでまいります。軽速歩の練習の途中で先輩から正反撞をとるように指示がありました。これは速歩の最中に軽速歩をとらずに鞍に座る乗り方です。いざ正反撞をとると、背中の揺れで体がポンポンはねる恐怖からひざに力が入ってしまったと同時に足がぶらぶら動いてしまいました。難易度の高いこの乗り方を習得できるよう、まずはひざの力を抜いて脚を自由に使えることを目標にしていきます。
午後もシュークリーム号に乗り、馬場の外側半面で軽速歩と常歩をしました。この練習では先輩に、鞍の上では坐骨でバランスをとるということを教えて頂きました。それまで、椅子にどっしりと座るように騎乗し、背骨の末端で体重を支えていたため、うまく鞍の上でバランスがとれていませんでした。実際に坐骨で座るよう意識すると、上体を起こしやすくなっただけでなく、かかとも踏み下げやすくなったように感じられました。

日曜日の午前は赤兎馬号に乗り、今村先生による調馬索のもと、初めて駈歩の練習をさせていただきました。先生のご指導の通り、常歩の状態で内方の脚をあて、一気にその脚を押し込むと駈歩を出すことができました。想像していたほどの恐怖感はなく(安全バーを思いっきり握りしめていましたが・・・)、先生が「ブランコのような」と表現されたリズムのある動きを楽しむことができました!また、先生、先輩方に、手綱の左右の長さを常に同じに保つこと、上体をおこし、脚がぶらぶら動かないようにする、などのアドバイスを頂きました。次に駈歩の練習をするときは、この点に注意していきます。
午後はシュークリーム号に乗り、外側半面で軽速歩の練習をしました。姿勢が悪いのか、脚がなかなか効かず、田中先輩、中沢先輩に追い鞭をして頂きました。早く自分の脚で動かせるようになりたいです。

先週の練習報告は以上です。この土日は、今まで以上に多くを学ぶ二日間となりました。学んだことを次の練習につなげられるよう、努力していく決意です。最後に、常日頃ご支援、ご指導を頂いておりますOB,OGの皆様方、今村教官、先輩方、同学の皆様、そしてお世話になっている馬たちに感謝申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

医学科1年 末永 大希