2014年3月2日日曜日

先週の部活報告

今回初めて投稿させていただきます、医学科1年の李鹿路と申します。
2月25日、残雪の中の部活報告をさせていただきます。

先日の二度に渡る大雪は皆さんのご記憶にも新しいことと存じますが、馬場も大変な有様になりました。先週、先々週と、部員一同、雪遊びの合間に雪かきに励みましたが、スカイパークの8頭の馬達同様、部員の間にも、日に日に馬に乗れないことへの行き場のないフラストレーションが溜まって行きました。試験明けというのに大雪に見舞われた、というタイミングも悪かったのです。
この日の朝、馬場に来た部員は全員「今日も雪かきだろう」と思っていました。何せ、馬場の四半分はまだまだ新雪さながらの白さを誇っていました。


馬上にて、白銀の雪を踏みしめる
午前9時、今村教官の言葉に皆がざわめきました。まさに一陣の風、鶴の一声です。実に三週間ぶりに、二頭の馬を馬場に出すことになったのです。
久しぶりの馬装に、久しぶりの軽速歩、不思議と夢見心地な気分でルーティンがやっと再開しました。
そしてなんと、今村教官のお計らいにより、一年部員は馬場の雪を馬上で踏みしめるという思いがけない体験をすることができました。あまりの興奮に、馬体から伝わる雪の感触はあたかも自分の足で踏みしめているかのように感じられました。馬と人が一体となる感覚はこれに通じるのだろうかと、一縷の糸口を得た、貴重な練習となりました。

今後春を迎える馬場での練習では、この体験を思い出しながら、一回一回の練習の価値を噛み締め向上心の糧にしたいと思います。


また、3月23日(日)に開催を予定しております乗馬教室では、雪解け後の真新しい馬場に、OB、OGの皆様方をお迎えできることを、部員一同心より待ち望んでおります。是非、馬場にお立ち寄りください。