2013年5月21日火曜日

馬場戦

看護科2年の中井柚香です。
5月19日に馬事公苑にて行われました馬場戦のご報告をさせていただきます。

はじめに、
久保田先生(s35卒)
竹広先生(s45卒)とお連れ様
秋本先生(s58卒)
佐々木先生(h21卒)
阿部様(h25卒)
お忙しい中お越しくださり、ありがとうございました。


さて、私事ではございますが、わたしは今回初めて試合に出場させていただきました。
GWから選手候補として練習に励ませていただき 熱心にご指導いただいたにも関わらず、連日情けない練習を繰返し、不安と焦りと緊張の中、試合当日を迎えてしまいました。初めての試合でドキドキ…というより、不十分なまま試合を迎えてしまったという恐怖の方が大きかったように思います。

下手くそなりにできることをやろう、と臨んだ試合前の準備運動でも思うように馬を動かす事ができず、頭の中はパニック状態でした。姿勢はめちゃくちゃ、脚は前に突っ張り腹帯の上にある、そんな状態で馬を動かせるはずもなく、最後の最後まで駈歩発進がきちんとできずに準備運動が終了してしまいました。
当たり前ですが試合に待ったがきくはずもなく、最悪の状態で自分の出番が来てしまいました。

行くしかない、やるしかない
馬場に入る直前、わたしは引きつって本当に酷い顔をしていたと思います。
そんなわたしに、今村先生は「失敗しても何でもいいから、行ってこい!」という言葉をかけてくださいました。先生のこの言葉で、わたしは自分に気合いを入れ直すことができました。
『笑顔で、とにかくきちんと経路を回ってこよう。』馬場に入りながら、自分にそう言い聞かせました。

心配していた駈歩は、何とか発進・維持することができました。緊張と不安で始まった演技でしたが、終始笑顔で経路を回ることができ、最後、MBFでの駈歩では 心から『楽しい…!』と思うことができました。

隅角や蹄跡などの通るところがひどかったこと、全体を通して体を起こして乗ることができていなかったことがとても心残りですが、騎乗させていただいたピアノマンに助けられ、何とか無事に帰ってくることができました。
そして幸運なことに、同一馬匹内で1位をいただくことができました。

決して良かったとは言えない内容でしたが、反省や課題を自分自身で強く実感することができたのがとても大きな収穫でした。今回得られたものを今後の練習に生かし、来年はもっときちんと馬場を踏みたいと思っております。
また、少しでも早く慈恵の戦力になれるよう、これからも努力して参ります。

最後まで見放さずに熱心にご指導くださった今村先生、全力でアドバイスやサポートをしてくださった先輩・同学・後輩のみなさん、そして最後まで練習に付き合ってくれた馬たちに感謝でいっぱいです。
本当にありがとうございました。

OBOGの皆様、いつもご指導ご支援くださりありがとうございます。
今後ともより一層努力し練習に励んで参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

中井 柚香

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