2016年4月3日日曜日

春合宿

ご無沙汰しております。医学科2年志村太雅です。
先月3月23日から27日にかけて津久井馬術場にて春合宿を行いました。それについての報告、感想や、最近の個人的に思うことなどについて書きたいと思います。

今回の合宿のテーマは下級生の強化で、今村先生や先輩方の熱い指導のもと、普段よりもより長い時間、濃い内容で練習することができ、充実した練習をすることができました。

具体的な練習内容は、午前は馬場と部班の練習、午後は障碍でした。そして、最終日には主に3年生以下9名の部員によるジムカーナ大会が行われました。大会は予選を1頭3人の馬匹内戦で行い、決勝は3人が別の馬に乗り、タイムを競いました。結果優勝は、医学科3年塩ノ崎、2位が医学科2年志村、3位が看護科3年戸川となりました。特に賞品はありませんでしたが、優勝者には名誉が贈られました。
また、最終日には昭和58年卒秋本憲一先生にお越しいただきました。ジムカーナ大会を観戦し、最後にご指導の言葉を頂きました。お忙しい中大変ありがとうございました。

ここから長いです。

私は主に午後の障碍の練習をさせてもらいました。津久井の馬場はスカイパークより広く、試合のような障碍のコースを設置して練習することができました。私自身は、新人戦を予選落ちし、医歯薬の合宿にも参加できなかったため障碍のコースを飛ぶのは初めてでした。
感想としてはまず踏切を用意した普段の障碍の練習より、障碍を飛ぶタイミングが取りづらくなる感じがしました。そして何より、飛ぶ前後に馬のペースを作ってしっかり馬を誘導することの重要さを痛感しました。
昨年度入学してから練習してきてますが、自分にはまだ基礎が足りません。それは脚の使い方だったり、柔らかい拳の扶助だったり、鞍に柔らかく座ることだったりです。これらが足りていないから、いざコースを飛ぶときに腰をはねられたり、抑え方がわからず走られたりしてしまうのです。最終日のジムカーナでもそれは如実に現れていました。
試合さながらに障碍を飛ぶことは、とても刺激になりましたが、日々のフラットワークで学び、それを本番に還元することが、今の自分には必要なことでした。
これからの各試合の選手に選ばれるくらいまで上達しようと思うともう無駄な時間は全くありません。一鞍でどれだけのことを感じ、それを我らが今村先生や先輩方と解決していけるかにかかっています。こう書くと簡単なことのような気がしてきますが、自分の問題をどれだけ見つけていけるか、それをどれだけアグレッシブに質問していけるか、アドバイスをどう自分に飲み込むかなど、問題は山積みです。しかし、ここ半年ほどの停滞気味の進化を少しでも加速していきたいです。

また、今回の合宿は卒業生や引退した先輩方とゆっくりと語らう最後の機会ともなりうる可能性がありました。1年生のときに知り合えた先輩方がもう卒業してしまったと思うととても寂しく、月日の流れが憎く思えます。悔いない馬術部生活を送れるよう、先輩やまだ見ぬ後輩たちとのつながりを大切にしていきたいと感じました。

長くなりました。しかもまとまりがありません。
最後まで読んでいただいた方はとてもありがとうございました。

慈恵医大馬術部2年
志村太雅

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