2012年11月12日月曜日

サムス准将杯争奪戦について

 医学科四年の中澤宝です。昨日行われましたサムス准将杯争奪戦について書かせて頂きます。

 サムス准将杯争奪戦で、慈恵は慶應に負けて予選敗退を喫しました。
 試合が終わった直後は「なぜ負けたのだろう」と思っていました。
しかし、今は「負けて当然だな」と思っています。

 今回、馬の調子は悪かったです。しかし、馬の負担を減らして人の負担を増やすような練習メニューをしましたし、選手だけが練習をさせていただいたので十分な練習はできたと思います。実際、反省すべき点はあるにせよ、選手個々の技術は他大学と比べて引けはとらなかったと今村先生も仰っていました。

 ではなぜ負けたのか?負けた原因は大橋先生の仰っていた言葉に濃縮されています。

 「慈恵は他大学と比べて覇気がなかった」

 今回の試合直前は円陣を組むことはなく、部員全員で「絶対優勝するぞ!」と大声を上げることもなく、選手全員で愛宕神社に参拝することもできませんでした。これらは東医体の時には自然と出来ていたことでした。東医体の時は部員の一人が自主的に諏訪大社に必勝祈願の絵馬を書いてもくれました。
 こうした違いを改善できなかったことが、今回の敗因だと思っています。
 東医体優勝、個人戦入賞独占後に、今村先生から「すべからく半分の出来が最上で、十分は驕慢を生む」、大橋先生から「勝って兜の緒を締めよ」と仰って頂いたにもかかわらず、改善できなかったことが悔やまれます。
  来年度は同じ過ちを繰り返さぬよう、児玉を中心として部員全員で声をあげ、勝利を目指して団結できるようにします。

 最後となりますが、大橋先生、秋本先生、横井先生、加藤先生、清水先生、久保田様、お忙しい中お越し頂き有り難うございました。
 来年度は「覇気のない」とは言われない試合を致しますので、変わらぬご指導ご鞭撻の程を宜しくお願い申し上げます。

医学科四年 中澤宝

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