2011年7月12日火曜日

7月9日、10日 神奈川県ホースショー

医学科3年田中美緒です。

更新されていますように、7月9日、10日神奈川ホースショーが津久井馬術競技場で行われ、私は慈恵自馬、愛宕Ⅱ号で馬場馬術競技3課目Bに出場させて頂きました。馬場馬術競技に出場したのは初めての経験でとても印象深く、また学ぶことの多い試合となりました。

個人的な話ではありますが先日行われました医歯薬学生馬術連盟開催の馬場戦で、私は出場することができませんでした。自分の中では今年の春合宿から、医歯薬の馬場戦出場に目標を合わせて練習を行って参りました。しかし、選手候補にはなりながらも結局は自らの技量不足で目標に届きませんでした。
出場選手が決まった試合前日の練習後は、非常に悔しかったです。それまでの私の馬術部生活で初めての経験で、そして馬場戦をきっかけに、意識が変化しました。
以前は馬に乗っているだけで慌てており、何か意識を持って練習していても中途半端になってしまうことが多々ありました。なので馬場戦後は一鞍一鞍、何を意識するか・こだわるかを考えました。乗り終わった後は絶対にその練習は自分にとって何点だったか、良かった点・悪かった点を振り返りました。
意識が変わると練習への集中度も上がり、また以前のように慌てることも少なく、少しの余裕をもって乗れるようになりました。そして毎回の練習での収穫も増えてきたように思います。特に馬場の経路の練習では、余裕を持って乗ることで馬場戦前に比べ自分が慌ててしまい途中からパニックになってしまうことは格段に減りました。苦手だったシンプルチェンジ・反対駈歩も成功することも少し増えました。

そして臨んだ今回の試合は、普段とは違う大きな馬場での演技、そして初めて試合で経路を踏むということに緊張もしましたが、今の自分の満点をとってくるという目標で出場しました。実際は自馬、愛宕Ⅱ号で馬場の試合に出させて頂けることが嬉しく、緊張よりも喜びのほうが大きかったように思います。
本番では失敗もしてしまい、結果は良いと言えるものではないですが、絶対にこれだけはきっちりこなそうと決めていたことはできたことも多かったです。具体的にはいつも甘くなってしまう隅角を綺麗に回ることができ、シンプルチェンジも一回目は自分の中では合格点を出せるものでした。一方で図形の整正、騎座の安定、そして移行を丁寧に乗ることは今後の課題として残りました。
次に馬場の試合があるのは東医体ですので、まず先輩からその枠を奪えるよう、また今回残った課題をできる限り消化できるよう、しっかり目的意識を持って精進して参ります。

昨年・今年と学生のホースショー出場にご支援下さり、遠いところをわざわざ試合会場まで足をお運び下さった南雲先生、本当にありがとうございました。お陰様で貴重な体験をさせて頂きました。先生の仰る通り、来年こそは入賞を目指します。また、秋本先生も朝から試合観戦においで下さり、大変感謝しております。
最後になりましたがいつもご支援頂いているOB・OGの皆様に心からの感謝を申し上げます。OB・OGの皆様のご支援なくして部活動は行えないことを実感しております。
また、意識を変えるきっかけを下さった今村教官、スカイパークの会員でいらっしゃる佐藤由香利さんにも感謝してもしきれません。
そして練習にいつも付き合ってくれた自馬やスカイパークの馬たち、特に試合では暑さで汗だくになり、へとへとになりながらも乗せてもらった愛宕Ⅱ号には本当に感謝していると同時に、次の自馬戦では馬に報いることのできる自分であるように頑張ります。

良い結果を残せるよう、今後も練習に励みたいと思います。

医学科3年 田中美緒

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