2012年9月9日日曜日

東医体及び幹部交代について

お久しぶりです。
医学科二年の児玉啓輔です。

試験が終わり、ぞくぞくと夏の試合のご報告が続いていますが、僕からもご報告させていただきます。
ちなみに長いです。すいません。


東医体優勝しました!!!

やりました!!
念願の東医体優勝です!

振り返ってみると、2月か3月に、今年の新歓のPVを作る過程で挑戦した「口移しでリンゴを馬にあげる」という難易度の高い技に挑戦していましたが、結局シュークリーム号には怖くてあげることができなかったということがありました。
そこで「よし!二年生の目標はシュークリーム号に口移しでリンゴをあげられるようになることにしよう!」と考えていましたが、なんとその目標を4月1日、二年生一日目にして達成してしまい、「うわ、二年生の目標無くなっちゃったわ〜」と落ち込んでいたら、複数の先輩から「いや、目標は東医体優勝だろ!」と怒られたことがなかなか懐かしいです。

シュークリーム号に口移しでリンゴをあげたあの日から、とにかく東医体で優勝することだけを考えて練習してきましたが、結果をだせたことで、今までの努力が無駄ではなかったことが証明され、大変嬉しかったです。


僕の試合のみではありますが振り返ってみますと(今回の障碍飛越競技はオンタイム、喰い数戦でした)

・障碍個人戦

予選・・・同一馬匹内1鞍目で1障碍落下とタイム減点1点で合計5点減点。絶望しました。二枠しかない個人戦にせっかく出させていただけたのに初戦敗退を喫することになるとは。どう今村教官や部員達、山梨までいらしていただいた秋本先生、OB・OGの皆様、馬たちに顔向けすればいいのかと。
しかし、2鞍目の選手が障碍2落下し合計8点減点。その瞬間、決勝トーナメントへ進めることが決定しました。秋本先生に制止されてしまうほど、本当に嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。
結局、3鞍目の選手も障碍3落下により、しれっと同一馬匹内1位で決勝トーナメントへ進むことができました。

準々決勝・・・じゃんけんに勝ったことから後段をとりました。前段の選手が馬に走られてしまい、第3障碍で1反抗ののちに第4障碍通過後落馬。つまり第5障碍まで無事に通過すれば勝てる状況で臨んだ後段でした。準備運動馬場では馬が本馬場で走っていたことさえ忘れてしまうほどのよい乗り心地かつ落ち着きっぷりでした。
しかし本馬場で試合開始後、第1障碍に馬が向かった瞬間、まさかの爆走を始めました。あわてて抑え、なんとか第1障碍を飛ばし、再び第2障碍へ向かって爆走を始めたのに対してより強く抑え、今度は抑えすぎて馬が止まりそうになるものの、なんとか通過。第3障碍以降は、まだまだイケイケでしたがある程度落ち着いて飛ばしていきました。
タイム勝負というよりも、どれだけ馬を走らせず、落ち着かせて飛ばせて帰ってくるのかということに切り替え、ひたすら完走することを目指して走行しました。
結果、完走し、タイム減点1点のみで準決勝に進むことができました。

準決勝・・・予選リーグで同一馬匹2位となった選手と再びあたりました。じゃんけんでは負けたものの、相手が前段を選んだため、後段での出場となりました。
結果、相手は障碍2落下で、減点8点となりました。この瞬間、タイムは気にせず、ただひたすら障碍を落とさないように丁寧に飛べば勝てるということが決まりましたので、今回もその方針で試合に臨みました。
結局、最終障碍のダブルで危ない飛ばせ方をしてしまい、ダブルのBで1障碍落下。予想と反し、タイム差は1秒以内という僕の中で今大会で一番よい成績を残しました。めでたく決勝進出となったわけなのですが、危ない飛ばせ方をしたと先輩方には大層怒られました。障碍間の短いダブルでどれだけ基本に忠実にできるかということがまだしっかりできていなかったことを反省しました。

決勝・・・まさか、まさか、ここで慈恵VS慈恵の試合が行われました。めでたいです!
対戦相手は一年生の板木!!
10年以上馬に乗っている超ベテランであることはご存じの方も多いとは思います。
対するはキャリア1年4ヶ月のペーぺー。
かわいいかわいい女の子の後輩ですが、ここは勝負の世界!
じゃんけんも容赦はしません。
大人げないとも言われましたが、じゃんけんに勝って後段を取りました。





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...
.......



余裕で負けました。。。板木はタイム差0.65。僕はタイム差4.05。お互いに減点0でした。

結果1位は板木(慈恵)、2位は児玉(慈恵)、3位は吉田さん(山梨)
でした。
板木に土下座したのは良い思い出です。
その後、スカイパークの会員さんでらした山本さんから電話をいただき、祝福されるかと思いきや、「後輩に負けてんじゃねーよ」と怒られました。世の中厳しいです。

結果のみ見れば喜ばしいですが、しかし一方で、今回の試合は自分の技術で勝ち取った試合と言うよりは、相手のミスに乗じて勝ち上がった試合であったといえるので、まだまだであると実感したことも確かです。

来年こそは板木に勝てるような実力を身につけるため、これからも頑張っていきます!



障碍団体戦

個人戦にて一番多くのポイントを慈恵が獲得したため、障碍団体戦はシードを獲得し、準決勝から試合に臨みました。

準決勝 (対女子医戦)
前段の大野さんが1反抗にて減点を受けたものの後段の選手が障碍2落下で慈恵に勝ち点1。
次の板木がまさかの障碍落下で後段の選手に勝ち点1。
結局、僕の勝ち負けが直接慈恵の勝ち負けに関わってくる結果となりました。
昨日、準々決勝で乗った、走る馬に再び乗りました。
昨日ほど走るわけではなかったのですが、試走時に、昨日とはうって変わって障碍前で反抗しており、準備運動馬場では僕もオクサー障碍の前で反抗されました。結局、減点は0であったものの後段の選手も減点0で帰ってきたのでどちらが勝つかはアナウンス待ちとなりました。
皆でどきどきしながらタイム差のアナウンスを待っていました。いよいよ発表された!と思ったらスピーカーの調子が悪く、タイム差の1の位未満の部分は聞こえたのですが、肝心の1の位以上の部分が聞こえず、まだまだ皆でどきどきしながら、結果を直接聞きに行ってくれた部員の報告を待ってました。
部員が帰ってきて、「勝ちました!」と言ったときの慈恵の盛り上がりは大変なものでした。

決勝(対慶應戦)
慶應とは5月の定期戦で同じメンバーで戦い、負けてしまったので今回こそは勝ちたいという思いがありました。
板木が余裕の満点走行で帰ってきて、おそらく後段の選手に勝ったであろう結果となりました。大野さんが惜しくも最終障碍で落下があり、前段の選手に負けてしまいました。後段の僕は前段の選手が2障碍落下だったので障碍の落下さえ無ければ勝てるという状況にありました。
が、僕のミスで馬がきちんと障碍を飛ばずに障碍落下。それからも足を横木に引っかけて障碍落下。結局2落下で減点では前段と変わらず、タイム勝負となってしまい、結局負けてしまいました。
大変悔しかったとともに、まだまだ技術の甘さを痛感しました。

結果 1位慶應 2位慈恵 3位東医
となりました。


総合順位は
1位 慈恵 2位慶應 3位東医
でした。

今大会には秋本憲一先生、石川悟先生、清水先生、高橋未帆様、太田あゆ美さまがいらして下さりました。暑い中、遠い山梨の競技場まで応援に駆けつけて下さり大変感謝しております。ありがとうございました。
完璧な結果とは言えませんが、良い結果を残せたことを大変嬉しく思います。
日頃よりお世話になっております、OB・OGの皆様、今村教官、馬たち、部員の皆さん本当にありがとうございました。


続きまして幹部交代のご報告です。
先日の東医体をもちまして前幹部の宝さん、ボブさん、秋田さんは幹部を引退され、新たな幹部は

主将:児玉 啓輔
会計:宮野 千草
副将:中澤 峻
看護長:椿 よしの
予科長:國分 達

となりましたことを遅ればせながらお知らせ致します。伝統ある慈恵馬術部の黄金期を目指し、少しでもより良い部活運営を行えるようがんばりますので、どうぞ変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。


慈恵医大馬術部主将 児玉 啓輔

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